2010年5月19日水曜日

今までありがとう、そしてサヨウナラ・・・


おかげさまで今年は「第8能代丸」を新造することができました。
トン数は今までと同じ14トンなのですがサイズがふた周りほど大きくなったおかげで、作業効率もグ~ンとアップしました。

船の材質はアルミニウムです。軽くて耐久性に優れているのが特徴です。


コチラは今まで使っていた「第38能代丸」、材質はFRP(プラスチック)です。

荒波にもまれ続けたせいで小さなキズが目立ちますね。

それだけ今までがんばってくれた証でもあります。感謝。




専門誌に中古船として売りに出したところ、問い合わせや実際に見に来る人も結構あってどなたに譲ろうか迷っていたのですが、最終的には福島県の漁師さんに譲ることに決定しました。
第38能代丸を見た瞬間「すぐにでも欲しい!!」と言って頂いて、この人ならきっと大事に使ってくれるだろうなというのが最後の決め手になりました。

これからも現役で活躍できて本当によかったね。あっちに行っても大漁するんだよ(泣)
本当にいままでお疲れ様でした。ありがとう。

2010年5月15日土曜日

カラフルなアブラガニ

春から夏にかけて旬の蟹といえば、まず「毛蟹」そして前回紹介した「ズワイガニ」があります。
そして今回紹介する「アブラガニ」も今が旬の蟹なのです。

市場ではおおむね月・水・金曜にアブラガニとズワイガニのセリがあります。


生の時は甲羅の色はこげ茶色で脚部は少し青みがかっています。
ところが今日のセリ場には1パイだけ変わった色のアブラガニがいました。


それがこの全身真っ青のアブラガニです。
ペンキで色を塗ったみたいに見事に青いですよね。

ちょっとした突然変異なんでしょうか。一年に1パイは見られます。
残念ながら今回のセリではこの青いアブラガニを買うことは出来ませんでしたが、次にお目にかかった時はセリ落として見たいと思います。そして茹でたらどんな色になるのか、味は美味しいのかを報告致します。


正常なアブラガニは非常に美味で、タラバガニに比べて安価なので地元ではとても人気の蟹です。
アブラガニを獲っている漁師は「どっちもおんなじ味だもな」と言っていましたし、カニ屋である私でも目をつぶって食べたらタラバガニなのかアブラガニなのかは判定出来ません。


うちの息子も大好物です!!
ウマイ・安い・むきやすいのがアブラガニの特徴です。

2010年5月10日月曜日

今が旬です ズワイガニ!!

今が旬のカニと言えばこれ

”カニの女王”ズワイガニです!!
え?これって冬が旬なんじゃないのと思ったあなた、スルドイ!!
確かに越前がにや松葉ガニの名前でよく知られている日本海のズワイガニの旬は冬です。

しかしながらここオホーツク海ではズワイガニの旬は春なのです。
南北に長い日本列島、所変われば品変わる、そして旬の時期も変わるのです。


網走では2隻の船がズワイガニを刺し網という漁法で漁獲しています。
5月はほぼ1日おきにセリが行われます。


セリ後はすぐに釜で茹で上げます。
カニミソが程よく固まるように他のカニより若干長めに茹でます。


茹でたてのホカホカ!!


さあ今年のズワイガニの身の入り具合はどうかな~?


殻の中にビッチリと詰まっていました!!
今年のズワイガニは当たりです。


茹でたてのズワイガニの身は箸でつまむとスーッと音もなく裂けていきます。
透き通るほどに白い身はツヤツヤと輝いて美しくさえ見えます。

食感は上品の一言に尽きます。
柔らかいのに弾力があり、あっさりとしているのにたっぷりと旨みを含んでいる。
女王の名にふさわしいウマさです。


もうひとつのお楽しみはこのカニミソです。
旬なのでカニミソの量もハンパではありません。

このままカニミソだけを味わうも良し、甲羅ごと軽くあぶって熱を通すと旨みが増しますし、もちろん身に載せて食べるも良しです。


白いご飯との相性もバツグンです。
ミニずわい丼の完成です。

一応漁期は6月中旬までとなっていますが、例年5月一杯でほぼ終漁となります。
今しか味わえない網走産ズワイガニ、詳しい値段はコチラです!!
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