2009年4月1日水曜日

海の珍道具集

みなさんこんにちは。
漁師にとっては常識でも、一般の人には「何コレ?」的なものを紹介するこのシリーズ。
きょうのお題はコチラ。


さあ、これは一体なんでしょう?






ハイ。正解は「カニかご」でした。   

 って前回のブログで紹介してるやん。まあまあ、そう怒らずに。
まだ続きがあるんですから。

じゃあ、このカニかごでどうやって毛ガニが獲れるのかわかりますか?

それを紹介するのが今日の本当の目的なのです。


カニかごは、網で囲まれたドームのてっぺんに穴が開いた形をしています。

この穴のふちに黒い筒状の物体がぶら下がっていますね。

ここに毛ガニくんの大好きなイカだとかお魚を入れます。

すると・・・


あ、エサのにおいにつられて毛ガニくんが近づいてきました!!


美味しいごはんのためならと、網を登っていく毛ガニくん。


しかし、進んだ先にあるのはごはんではなく大きな落とし穴が・・・


あわれ毛ガニくんはカニかごの中に落ちてしまいました。


穴はツルツル滑るプラスチック製で、しかもねずみ返しのように内側に出っ張っているので
一度落ちた毛ガニくんはもう二度と出られないのでした。


そんなかわいそうな毛ガニくんにもラストチャンスがあります。
資源保護のため、一定の大きさに達していないオス毛ガニと全てのメス毛ガニは
海に返すきまりなのです。
ほんのちょっとの差で海に帰れるカニと市場に出荷されるカニが決まるわけです。

船上で行われる最後の審判はほんの数秒で判決が下ります。

0 件のコメント:

Copyright (C) Watanabe Suisan. All Rights Reserved.