2009年4月27日月曜日

今日の網走

また雪が降りました。この前の雪は昼前には全て融けてしまいましたが
今日の雪は10cm以上積もりましたから夕方になっても融けないでしょう。

風速は7メートル以上。交通安全の旗が寒そうに震えています。


海も大シケで船は全船休漁となりました。

こんな大シケですがたまには良いこともあります。
それは、強烈な波に押されて浜辺にホッキ貝昆布が打ち上げられることがあるのです。
だからこんな日はバケツ片手に波打ち際をウロウロしている人がチラホラ見受けられます。

めちゃくちゃ寒いし、波にさらわれる危険があるので私はいきませんけどね。

2009年4月23日木曜日

私の朝食シリーズ

4月14日より網走産のズワイガニ漁が始まりました。

網走漁協の市場では毎回7トン~8トンのズワイガニがセリにかけられます。
今期の網走産ズワイガニ漁は大漁です。

というわけで我が家の今夜のメニューは網走産ズワイガニです。


我が家ではカニを食べるときは私がさばくことになっています。
私の盛り付けはいかがでしょうか。
ちなみにキッチンバサミ1本でさばきましたよ。


ズワイガニの魅力その1:棒肉
タラバガニに比べ繊維のキメが細かいので口当たりは実に上品。
しっとりと口内にすいつくようです。


そのまま食べても美味しいですし、お好みでカニ酢をつけても良いでしょう。


ズワイガニの魅力その2:カニミソ
今の時期のズワイガニのカニミソはとにかくコクがあります。
甲羅の中に抱き肉をほぐしいれてお行儀悪く箸でかきまぜれば
美味しいカニミソあえの出来上がり。たまらんです。

網走産ズワイガニが食べられるのは今だけ!!

今日の網走


この写真、間違いなく今日平成21年4月23日のものです。

今朝の網走は一面銀世界。冬に逆戻りしてしまったかのようです。
今日の最高気温はプラスの2℃。天気予報は雪またはみぞれ。

しまっておいた防寒着を押入れから引っ張り出して市場に行きました。
う~さむっ・・・

2009年4月20日月曜日

毛ガニ漁

4月上旬から始まった網走の毛ガニ漁。
今年はその毛ガニ漁にちょっとした異変が起きています。その異変とは・・・

毎日毎日大漁大漁の連続なのです!!

いつもの年なら4月も半ばを過ぎると獲れる量が減ってくるのですが
今年は20日現在でも大漁をキープしています。

さらに異変がもうひとつ、それは・・・

毛ガニの浜値が安い安い安すぎる!!ということです。


浜値が安いということは、当然店頭での価格も安くなります。
前年比で今年は3割から4割ほど毛ガニの値段が安くなりました。

店頭でも今年はいつもの年より毛ガニがたくさん売れています。
水槽にビッシリ仕入れてもすぐに空っぽになってしまう程です。




安い!!うまい!!そして旬の味!! 
   毛ガニを食べるなら今がオススメです!!



カニミソだってご覧の通り!!
たっぷり、トローリ、たまりません!!

2009年4月7日火曜日

網走お魚図鑑

今朝の網走漁協の市場にはこの魚が大漁でした。
さて、この魚はなんという名前でしょう?

正解は「ボラ」でした。網走では4月のこの時期によく獲れます。
このボラはニシンと並んで網走の春を教えてくれる魚です。


アップにするとこんな顔。なんだかかわいい顔してますね。笑ってる?
ボラはとても強い魚で水から出ても数時間は活きています。
上の写真のボラも口が動いていました。


私はこのボラをお刺身でしか食べたことがありませんが、
塩焼きやお吸い物、鍋物にしても美味しいそうです。

2009年4月6日月曜日

私の朝食シリーズ

皆さんこんにちは。代表の渡辺です。
私が網走に生まれて早37年。その私が一番の楽しみにしているのが
「海明け一番の毛ガニ」です。

流氷が去って間もなく毛がにの漁が始まります。
その一番最初に獲れた毛ガニのことを俗に「海明け一番ガニ」といいます。
この海明け一番ガニは冬の間、流氷と一緒に南下してきたプランクトンをたっぷり食べているので
殻はガチガチ、身はビッシリ、ミソはドッサリ、持つと重い、とまさにパーフェクトなのです。


で、今夜のメニューは当然「海明け一番毛ガニ」となるわけです。
どうですか?いい色してるでしょ?さて、身から食べようかミソから食べようか。
散々悩んだ挙句まずは身から食べることにしました。
そして一口食べて確信しました今年の毛ガニは当たりであると。
今年の冬は暖かかったので心配していたのですが
身の入りは最高だし、いつもの年よりも味が濃いような気がします。


そしてお楽しみのカニミソでございます。
見てコレ。カニミソが多すぎて甲羅をちょっと傾けるとなだれのように崩れてきそうです。

突然ですが、ここで正しいカニミソの食べ方講座の開催です。

その一、まずはお箸の先でちょびっとだけカニミソをすくい、それを口に運びます。
     カニミソの純粋なコクと深みを味わいましょう。

その二、殻からはずした身にカニミソを乗せて食べます。
     このとき、ゆっくりと身を噛みつつ鼻から空気が抜けるようにすること。
     カニミソの風味が口と鼻に広がり味と香りの相乗効果に感動することでしょう。

その三、最後は甲羅の中に日本酒を注いで甲羅酒でシメましょう。
     日本酒は香りが感じられるヌル燗がおすすめです。
     カニミソの持つ数層にも重なった風味が日本酒の深い懐にいだかれた時、
     それは究極の酒へと昇華するのです。

誰がなんと言おうと、以上が正しいカニミソの食べ方なのです。

毛がにのさばき方は下の動画を参考にしてください。
難しそう?大丈夫!!キッチンバサミ1本でできますよ。


今が旬の毛がにを食べるぞ~という方はここをクリック!!

     

2009年4月1日水曜日

海の珍道具集

みなさんこんにちは。
漁師にとっては常識でも、一般の人には「何コレ?」的なものを紹介するこのシリーズ。
きょうのお題はコチラ。


さあ、これは一体なんでしょう?






ハイ。正解は「カニかご」でした。   

 って前回のブログで紹介してるやん。まあまあ、そう怒らずに。
まだ続きがあるんですから。

じゃあ、このカニかごでどうやって毛ガニが獲れるのかわかりますか?

それを紹介するのが今日の本当の目的なのです。


カニかごは、網で囲まれたドームのてっぺんに穴が開いた形をしています。

この穴のふちに黒い筒状の物体がぶら下がっていますね。

ここに毛ガニくんの大好きなイカだとかお魚を入れます。

すると・・・


あ、エサのにおいにつられて毛ガニくんが近づいてきました!!


美味しいごはんのためならと、網を登っていく毛ガニくん。


しかし、進んだ先にあるのはごはんではなく大きな落とし穴が・・・


あわれ毛ガニくんはカニかごの中に落ちてしまいました。


穴はツルツル滑るプラスチック製で、しかもねずみ返しのように内側に出っ張っているので
一度落ちた毛ガニくんはもう二度と出られないのでした。


そんなかわいそうな毛ガニくんにもラストチャンスがあります。
資源保護のため、一定の大きさに達していないオス毛ガニと全てのメス毛ガニは
海に返すきまりなのです。
ほんのちょっとの差で海に帰れるカニと市場に出荷されるカニが決まるわけです。

船上で行われる最後の審判はほんの数秒で判決が下ります。

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