2008年5月14日水曜日

鮭の山漬け事件


やっと桜が咲いて穏やかな風が吹いてくるようになった5月の網走。



(有)カネ活渡辺水産ではちょっとした事件がありました。
















当店特製の鮭の山漬け。



春風と天日に当てたらもっと美味しくなるかも、



と思って前日から軒にぶら下げておきました。



翌朝鮭の様子を見てみると異変が・・・



















何だコレは!?いったい何があったんだ!!


というわけで急遽犯人探しが始まりました。



警部(私) 「よく見ると動物が噛み付いたような跡だな


ということは犯人はあいつか?」


部下 「わたしが事情聴取してきます」









部下 「警部、残念ながら犯人はキツネではないようです」


警部 「なぜそう言い切れるんだ」


部下 「警戒心の強いキツネが店頭の魚に手を出すとは思えませんし、


なによりも本人がやってないと言っています」


警部 「そうかキツネの線は消えたか


じゃあ犯人は一体誰なんだ・・・」


部下 「周辺に聞き込みに行ってきます!!」






警部 「ん?なんだこのネコ、野良のくせに随分なれなれしいな」





部下 「警部、犯人が判りました!!」


警部 「なに?一体誰が犯人なんだ!?」


部下 「それが、その、今警部の足元にいる・・・」


警部 「こ、このノラ猫が犯人だと!? 証拠は?」


部下 「聞き込みの結果近所の子供が登校中に


ネコが魚にぶら下がっているのを見たそうです」


警部 「それは決定的だな。じゃあ、こんなになれなれしいのは」


部下 「エサをくれた人だと勘違いしているんだと・・・」


警部 「本人には犯罪の自覚なしか・・・」



犯人は見つかりました。が、彼を咎める事はできません。


手の届くところにぶら下げていた私にも落ち度はあるのですから。

それに、軒には全部で3本の鮭がぶら下がっていたんですが

残りの2本は無傷で残っていたのは

彼なりに気を使ったのかも知れないと思ったからです。


というわけで事件は無事に解決しました。


かじられた鮭の尻尾部分は切り落として


彼に謹んで進呈しました。


鳴き声が「アリガトウ」って聞こえたのは気のせいですかね。



その後、鮭を吊るす高さを高くしたのは言うまでもありません。

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